渡辺商会

夏(暑い日)にエンジンの再始動がしにくい原因と対策

夏になりますと、エンジンの調子が悪いであるとか、エンジンのかかりが悪い、特に再始動がしにくいというお話を良く聞きます。
これについては、2つの原因があります。

一つ目が、パーコレーションという現象で、ガソリンが沸騰してしまい、本来液状のガソリンに泡が混じってしまい、調子が悪くなってしまいます。
ガソリンの沸点は40℃前後なので、気温が40℃近くになると、かなり不利です。
また、エンジンのシリンダーの熱は到底40℃では済まないので、その熱を貰ったりして、気温よりは高めになる事は必至です。
これについては、出やすい出にくいは機械の出来具合(設計)によるところが大きいので、出にくい機械を買うであるとか、気温が35℃程度と低いのであれば、風冷却できる対策を打つ等しかできる事はありません。ぶっちゃけ、耐油の保冷剤をタンクに投入するような事が一番効果的かと思います。

意外な事ですが、エンジンは動いている時の方が、エンジン停止直後より温度が低い事があります。動いていればファン(フライホイール)は回っていますし、ピストンが上下していて熱を分散しています。
エンジンを止めた事により、それらの冷却がなくなり、熱が籠って、その影響でパーコレーションを起こす事もあるので、エンジン停止後は、日陰に置くなりしておいたほうが良いです。

二つ目は、「イグニッションコイル」が熱でやられる事です。
やられると言うより、場合によっては温度の上がり過ぎによる焼き付き防止で停止する、リミッターのプログラムかもしれません(メーカーがそうプログラムしている)。
もし、メーカーがそう設計している場合、そのような条件下では使用できません、という事になります。
そうでなくとも、イグニッションコイルも部品ですから、高温になりすぎれば、調子が悪くなったり、壊れたりする事はあるので、温度は上がりにくいように努める事は大切です。
機械の掃除は、調子を良く保つ為にも、故障を予防する為にも重要な事なのです。

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